皆様こんにちは~
来週の月曜日の朝一マーケットのオープンに伴い
いつも以上に注目しなければならないですね!と、言うのも
トルコの大統領選と議会選が6月24日(日)に行われます。
この選挙は、本来議員及び大統領の任期が終了する2019年11月に予定されていたもの。
当初は現与党・AKPの連立相手であるMHPから8月に前倒しすることが提案され、
その後エルドアン大統領の鶴の一声により6月24日の実施が決定されたのです。
来週(6月25日の朝は)のトルコリラは、その結果に大きく影響を受ける可能性があり
連動して他の通貨ペアも『窓を大きく開ける可能性があります』。
大統領選で当選するには、有効投票の過半数を獲得する必要があり、過半数を獲得した候補者がいない場合、
上位2名による決選投票(7月8日)が行われます。
どうやら決戦投票までもつれ込む事もありえそうなのです。
各種世論調査では、大統領選は現職のエルドアン氏が他候補をリードしているが(支持率50%超)
6月24日の投票で過半数を獲得できるかは微妙な情勢らしいです。
「金利・インフレ・赤字の低下、テロとの戦い」を公約として掲げているエルドアン現大統領と
それに対抗するインジェ氏・アクシュネル氏との三人の争いみたいですが、
自分がさらに5年間大統領任期を務めることができれば金利を下げると訴えたエルドアン現大統領と
それを阻止しようという対抗者・・・
エルドアン現大統領が勝てば⇒金利を引き下げる⇒ドルに対してトルコリラ安?
対抗勢力が勝てば⇒金利を下げない⇒金融政策の見直し⇒ドルに対してトルコリラ高?
どちらが勝つのでしょうかね?( ;∀;)
一方、議会選はAKP(公正発展党)&MHP(民族主義者行動党)の連合と野党が接戦となっており、
AKPとMHPの両党で過半数の議席を獲得できない可能性も指摘されています。
大統領選と議会選の大勢は、日本時間25日(月)未明に判明するとみられます。
選挙の結果次第では、25日の為替市場は「窓をあける」可能性があるため、注意が必要ですね。